今回は興国高校から関西大学サッカー部へ進学し、活動されている芝山 和輝選手に、大学サッカーについてお聞きしました。
プロフィール
お名前
芝山和輝
出身高校
興国高校
所属大学
関西大学
所属学部・学科・コース・学年
政策創造学部 3年
”関西大学” 選択のわけ
ーー関西大学サッカー部への進学理由、進学方法を教えてください。
自分は実力含め高卒プロになることをあまり考えていませんでした。それよりも社会に出る上で大学を経由していくことは絶対だと考えていました。興国高校からの大学卒業実績を見た上で興国高校に入学をしていました。興国高校で上位に入っていれば推薦がいただけることを知ったので必死に勉強と部活を両立させていました。なので関西大学へは指定校推薦で入学をしました。兄の影響も大きいですね。東北大学に進学をしてアメフトを続けていたので自分も負けてられないと思いサッカーも強い良い大学に進学したいと思っていました。練習参加をしてスポーツ推薦をいただけてもいましたが、自分の将来目指すところなどを考えて関西大学にしました。
関西学生サッカーリーグ1部
“関西大学サッカー部” について
ーー関西大学サッカー部について教えてください。
男女サッカー部の仲がとても良いです。他大学では男子サッカー部、女子サッカー部となっているところも多いかと思います。関西大学では男女のサッカー部を関西大学体育会サッカー部といいます。男子チームの応援に女子選手が来ることもあれば逆もあります。100周年を超える伝統のある大学なのでOBの方からも手厚く支援をしていただくこともあります。
入部当初から4-4-2のフォーメーションでした。学年の色が出るチームだと思います。今年の選手の特徴としてはボールを繋げる選手が多いので頭を使って繋いでサッカーができることです。足元の技術もある選手も多いのでコンビネーションプレーも売りにしています。シンプルに前線へ蹴ることもします。
大学サッカーについて
ーーこれまでの大学サッカーを振り返って
2022年に限って言えば、総理大臣杯に出ることはできませんでしたが試合を見ていて関東の壁は厚いと感じました。大きな差はないと思いましたが、止めて・蹴るの質やセットプレーの質の高さは全然違うなと。セットプレーのキッカー、ゴール前での選手の質がトーナメントではより一層重要だなと感じました。あとは関東の大学と戦ってみて準備の大切さをとても感じました。関西学生サッカーリーグではあまり感じたことがない1試合にかける想い、試合前の準備など違うものがあるなと。なので「良い経験ができた」で終わらせるのではなくこれを糧に頑張っていきたいですね。僕自身これまでの1,2年生の間は怪我によってほとんどサッカーができませんでした。第五中足骨の骨折や顎の骨折でほとんどの時間練習もできていません。でもサッカーができない自分が悔しい、自分が動けない中でグラウンドで練習している仲間たちが羨ましい、そんな感情になりました。そこで初めて自分の生活の軸にサッカーがあったんだと気づきました。仲間やスタッフの方達が気にかけてくれたりもしました。「怪我が怖くても一回復帰してみろ」、というスタッフの声に助けられました。
ーー芝山選手の今後の目標について。
後期リーグで優勝してインカレに臨むことです。また、日本一を達成することです。5才の頃からサッカーを初めてこれまで日本一を経験したことがないので残りの1年半で頂点の景色をみてみたいです。
ーー芝山選手にとって大学サッカーとは。
夢のある場所だなと思います。サークルでは味わえない一体感、緊張感のある試合を経験できます。その結果としてJリーグ入団に繋がったりすることが大学サッカーの一つの醍醐味ですね。なので大学サッカーはとても夢のある場所だですね。
最後に、スポーツ推薦（セレクション）を目指す高校生アスリートに向けて
ーー大学で競技継続の意思のある高校生アスリートに向けてアドバイスやメッセージをお願いします。
大学選びで一番重要なのは「自分がどこでサッカーを楽しむか」っていうことだと思います。やっぱり楽しくサッカーができないと続けられるものも続けられないと思います。なので自分が気になる大学があるなら練習参加、セレクションなどを受けてみてください。そしてその大学サッカー部についてたくさん知ってください。
あとは大学入学してからの一番のハードルはフィジカル面だと思うので高校生のうちからトレーニングできていればすぐに通用するのかなと思いますね。ただ、人によって成長の度合いも違うと思うので考慮する必要はあります。
ーーインタビューは以上です！ありがとうございました！
関西大学サッカー部SNS
