大学サッカー監督の声 法政大学  井上平 監督

今回は法政大学体育会サッカー部で指揮をとられている井上 平監督に、大学サッカーについてお聞きしました。

プロフィール
お名前
井上平

【 選手歴 】
2000~2002 清水商業高等学校
2003~2006 法政大学
2007~2011 東京ヴェルディ1969
2012~2014 FC岐阜
2015~2016 SC相模原

【 指導歴 】
2017~ 法政大学体育会サッカー部

【 保有ライセンス 】
A級ライセンス

プロサッカー選手から指導者の道へ

ーー指導者になられた経緯について教えてください。
僕には『今を頑張っていれば次がある。』という人生の生き方があります。プロサッカー選手として頑張り続け、SC相模原との契約が満了になったときに、前監督の長山さんから声をかけていただきました。
それが指導者へのきっかけです。
自分はコーチには向いていないと思いながらも、「今」を一生懸命生きてきて現在があります。向いていないかもしれないけど自分に与えられた仕事を謙虚に粘り強く、常に学ぶ姿勢を持って頑張っていれば、いつか学生のためになるという想いで取り組んできました。初めはうまく伝えられないもどかしさもありましたが、少しずつ楽しいと感じる瞬間が増え、いつの間にか監督になっていました。

ーー選手たちに4年間を通じてどう成長していってほしいかお聞かせください。
大学サッカー、寮生活、学校生活を通して物事の考え方や視野を広げ、かっこいい大人へと成長していってほしいと思います。サッカーでは自分の特徴や武器は何なのかしっかり自己分析をし、自分の特徴にさらなる磨きをかける為に誰よりも努力をし、誰にも負けない特徴や武器を作ってほしい。寮生活では、ルールを守ることや他人を思いやる気持ち、協調性がある人間へと成長していってほしい。大学では専門的な授業が多くあります。自分の学びたいことを深く学べると共に一般教養や広い視野で物事を考えられるように成長していってほしいと私は考えています。

関東大学サッカーリーグ1部
“法政大学体育会サッカー部”について

ーー法政大学体育会サッカー部の魅力について教えてください。

法政大学サッカー部の特徴は少数精鋭な所です。1学年12名から多くて15名です。良い選手が集まってくるので、チーム内競争がとても激しく、試合に出続けるのは簡単なことではありません。お互いが切磋琢磨し合えるこの環境が選手を成長させてくれます。ピッチ内ではライバル同士ですが、普段は上下関係もほとんどなく、みんな仲良しです。少数なので、チームの目標に対しても全員が当事者意識を持って取り組む事ができるのも法政の良さでもあり特徴です。少数精鋭は私が選手の時もそうでしたし、その前もずっとやっていきています。

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