大学サッカー選手の声【関西学生サッカーリーグ編】VOL.37  大阪教育大学 山口孝明 選手

今回は大阪府立千里高校から大阪教育大学へ進学し、
活動中の山口 孝明選手に、
大学サッカーについてお聞きしました。

プロフィール

お名前
山口孝明

出身高校
千里高校

所属大学
大阪教育大学 

所属学部
教育学部 スポーツ科学専攻 3回生

”大阪教育大学” 選択のわけ

ーー大阪教育大学への進学理由、進学方法を教えてください。

大阪府立千里高校は大阪府の2部リーグに所属していて、真剣にサッカーをしていました。
その中で将来はプロサッカー選手になりたいという想いがありました。
その将来を考えた時に大学サッカーでは今よりもっと厳しい環境に身を置くべきだと考えました。
家庭環境を考えると私立大学ではなく国立大学に進む方が良かったです。
そのためサッカーの強い国立大学を調べてみると筑波大学、東京学芸大学、大阪教育大学などが挙がっていました。
大阪教育大学は関西学生サッカーリーグの1部リーグに所属していたこともあるのでトップのレベルを体感できると思ったし、サッカー選手のキャリアを考えた時に大阪教育大学がいいのではないかと思い進学を決断しました。

教育学部のスポーツ科学専攻はスポーツ推薦と一般入試があります。
スポーツ推薦は全国大会ベスト16以上、都道府県の優秀選手などの成績保有者が対象者となっています。
自分はそれに該当していなかったので勉強5割、実技5割の一般入試で入学しました。

ーー大学サッカー部の情報はどう入手していましたか?

今振り返ってみると、大学サッカーの情報は自分から探さないとなかったです。
関東大学サッカー1部リーグの大学は天皇杯予選の様子などをYouTubeで見ていました。
あとは各地方の学生連盟の公式ホームページを見つけて日程、結果等を追っていました。

大阪教育大学の情報に関しては中学、高校サッカー部の顧問の先生が大阪教育大学出身の方だったので色々話は聞くことができていました。
それで、関西地方にも国立大学で強いチームがあることを知りました。
ただ、実際に大学入学前後では情報量が全然違うなと感じました。
正直な話、関東と関西でこんなにもレベルが違うとは思っていませんでした。
そのことを知っていたら少し無理してでも関東の大学に進学してたかもと思うことはありました。
ですが、今は大阪教育大学に進学したことに後悔などはありません。

関西学生サッカーリーグ2部 “大阪教育大学サッカー部” について

ーープレースタイルについて教えてください。

細かいところは代によって毎年変わりますが大きくはポゼッションサッカーを目指しています。
3-5-2や4-3-3のようにトライアングルをたくさん作れるフォーメーションでショートパスを繋ぎながら前進していきます。
というのも、他大学にはフィジカルで勝負してくるところもあればスピードで勝負してくるところもあり、その中でロングパスとかを多用するチームにしてしまうと、試合後半で能力の差が出てきてしまうことがあります。
だからショートパスで確実にゴール前までボールを運んでマイボールの時間を増やして勝つ。
そういうサッカーを目指しています。

ーー1週間のスケジュールは大まかにどのような感じですか?

月曜日:OFF
火曜日:リカバリー
水曜日〜金曜日:練習
土日:前日練習、試合

ーー大阪教育大学サッカー部の魅力とは

大阪教育大学サッカー部は一体感がとても強いチームです。
これは自分自信ベンチ入りをして肌で感じたことです。
大阪教育大学は去年関西学生サッカー1部リーグに所属していました。
いろんな私立の強豪校と戦ってみて大阪教育大学は試合に出ている11人の選手だけではなく、ベンチ、応援に来ているベンチ外の選手含め全員が一丸となっています。
また、大阪教育大学は監督が大学の先生ということもあり、チームを選手主体で作っています。
そのため縛られるものが少なく自分たちの好きなサッカーを自由に追求できます。

大学サッカーについて

ーー大学サッカーの魅力、大学サッカーに進んでよかったことについて教えてください。

高校サッカーでは監督や指導者の方に言われたことをそのまま行う感じだと思います。
それで勝ったか負けたか。
ですが、大学サッカーでは指導者の有無に関わらず選手主体で動きます。
それが中学とか高校に比べて圧倒的な違いかなと思います。
なので自分達でチームを動かしていく、楽しさややりがいを感じることができます。
そういった面では、大学サッカーをすることで高校までのサッカーとは違う楽しみに触れられます。

あとは大学にはいろんな人が集まっているので人として成長できます。
高校まではサッカーで進学してても、勉強で進学してても中学の友達や同じ地域の学生が集まっていると思います。
それはそれで友達の友達だったりするので居心地は良いんですが、大学ではほんとにいろんな地方から来てる人が多いので、それぞれの背景は違うし、経験してきたサッカーも違うのでそういう人たちに触れることで人としても選手としても一回り成長できる環境なのかなと思います。

さらには「休学」が高校に比べてしやすいと感じます。
というのもプロサッカー選手になる手段として、海外に行くことを考えていました。
千里高校という普通の公立高校からどうやってプロになるかを考えたときに海外でプロ選手になることも手段の一つだと考えていました。
実際に2回生の春にドイツに行こうと考え手続きとかしていましたがコロナ禍のため行くことはできませんでした。
大学は4年間で卒業しないといけないわけではありません。
ある大学のサッカー部の選手は怪我で1年間を棒に振ってしまったためあえて卒業せずに5年目のシーズンを迎える決断をしたということも聞いたことがあります。
休学のしやすさから海外で1.2年サッカー留学をして日本の大学に復学するということも視野に入れることができるようになります。
中学から高校に上がるよりも、高校から大学に上がる方が選択肢が広がります。

ーー2年間の大学サッカーを振り返って

高校の時よりも自分にベクトルをむけることが増えたと感じます。
自分で責任を持って行動する必要が出てきます。
大学は高校よりも自由な時間が多いためそれを自分で管理していかないといけません。
僕の場合、1回生からスケジュールを管理してストイックにやってきました。
だから大阪教育大学サッカー部の中でサッカーの上達の幅は自分が一番大きいと自負しています。
自由な時間が増える分1日1日を大事にしてくことは大学生では特に大事です。
大学生になり24時間をデザインする中で24時間をサッカーのことに対して使うのではなく、エネルギーをマネジメントして自分の集中力や体力を、1日のうちの練習時間2,3時間で爆発させるためにどうやって持っていくか、ここではリラックスして、ここでは締めて集中してとか。

ーーサッカー選手としての今後の目標について。

大学サッカーでの目標は、まずスタメンとして関西学生サッカーリーグに出場することです。
そして全国大会に出場したいです。
高校生の時には全国大会に出場できていないので、全国レベルを経験せずにプロサッカー選手になることは現実的に厳しいと思っています。
また、全国に出ることで得られる刺激や体感できることが全然違うと思います。
選手としての糧にするためにも学生のうちに全国大会に出たいです。
最終的には自分みたいに高校まで実績がなくてもプロになれることを証明し、自分を見た誰かをサッカーを通して勇気づけることができればと思います。

ーー山口選手のストロングポイント!!

自分が一番得意としていることはデフェンスとゴールエリアの間のスペースを埋めるようなプレー、シュートストップでなのでそこに注目して欲しいです。

最後に、スポーツ推薦(セレクション)を目指す高校生アスリートに向けて

ーー大学で競技継続の意思のある高校生アスリートに向けてアドバイスやメッセージをお願いします。

僕がやっていたことで高校生に勧めたいことは短くてもいいから1日の終わりに日記を書くことです。
理由としては、1日の終わりに今日できたこと、できなかったことをサッカーの面からだけではなく、多面から振り返って反省することは1日1日を大切に過ごすためにはとても大事なことだと思っているからです。
常に昨日の自分より今日の自分、明日の自分をいい自分にできるように日記をつけるとか習慣を作るといいと思います。
それが自分で考えて自分のサッカーに向き合うっていう大学サッカーの醍醐味を楽しむためにもすごい役に立ってくると思います。
だから頑張ってほしいです。

 

ーーインタビューは以上です!ありがとうございました!

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