今回は帝京長岡高等学校から東海大学へ進学し、大学サッカー部で活動中の稲田 光佑 選手に、大学サッカーについてお聞きしました。
プロフィール
名前
稲田光佑（いなだこうすけ）
所属大学
東海大学
出身高校
帝京長岡高校
学部・学科・学年
体育学部・競技スポーツ学科・２年生（取材時）
なぜ関東大学サッカー2部リーグ東海大学へ？
ーー東海大学を選んだ理由と進学方法を教えてください。
自分が東海大学を知ったのは父親が東海大学でサッカーをしていたことがきっかけでした。自分では高いレベルで戦いたいと思っていたので、高校の監督から関東大学サッカーリーグ2部に所属する東海大学を受けてみないかと言われ、受けてみようと思いました。そして一度練習会に参加して東海大学のサッカースタイルを知り、ここでサッカーがしたいと思い東海大学に進学を決めました。
進学方法としては公募制推薦で面接、小論文、実技試験を経て10月、11月頃には入学が決定していました。
ーー高校時代に大学の情報はどうやって入手していましたか。
高校の外部コーチの方が東海大学出身だったのでその方から色々な情報を得ていました。
ーーなぜ体育学部競技スポーツ学科を選択したのですか。
大学卒業後もサッカーを続けたいという気持ちが強くあるので、競技者としての成長につながるようなトレーニング論など様々なことを学ぶことができる、それと同時にサッカーはやはりセカンドキャリアが大事になってくるので、それを考えた時に指導者とかになるようなことも学べる学部がいいなと思い競技スポーツ学科にしました。
大学サッカーについて
ーー東海大学サッカー部のプレースタイルについて教えてください。
一言でいうと堅守速攻です。堅守といっても自陣でリトリートを張って、守ってカウンターとかではなく、前線からプレスをかけて、なるべく高い位置でボールを奪って相手のよりゴールに近いところから攻めていきます。
ーー東海大学サッカー部の1週間のスケジュールを教えてください。
月曜日：オフ
火曜日〜金曜日：練習
土日：どちらかに試合
練習は授業後に行っています。
ーー大学サッカーにおける今後の目標について教えてください。
3年時には関東大学サッカーリーグに出場し、しっかり戦えているような選手になりたいです。また、チームとしては、関東大学サッカーリーグ一部昇格とインディペンデンスリーグ全国出場を目指しています。そのために自分が1番大切にしていることは成長です。これまで、高校・大学といろんなポジションを経験してきました。様々なポジションを経験してきたからこそ自分が最も勝負できるポジションはどこなのか探している最中です。最も勝負できるポジションというのは大学サッカーレベルだけではなくプロサッカー選手やその先のことも見据えています。プロ選手になった時にどこで戦っていけるのか、そのためにはどこを伸ばすべきなのかなど、自分がどう成長できるかを常に考えるようにしています。
ーー高校サッカーとの違いについて教えてください。
高校時代はサッカーでも私生活でも強制的で制限のかかるものでした。けれど、大学生になるとある程度の自由が出てくるためその中で自分で正していかなければなりません。東海大学サッカー部が個人の技術で戦うチームだからかもしれないが、紅白戦などを行うと対人プレーにおいてとても差を感じます。というのも、自分の高校時代はパスサッカーのチームだったので対人というより味方や相手との距離感ばかり意識していました。なので大学サッカーを始めて、対人プレーの大切さを実感しました。
最後に、大学サッカーを目指して頑張っている高校生へ
ーー大学で競技継続の意思のある高校生アスリートに向けてお願いします。
自分は技術面にしてもフィジカル面にしても個を磨くことがとても大切だなと感じます。高校サッカーを引退してから大学サッカーを始めるまでの期間で、自分の身体を大きくするべきだったと後悔をしています。そのため現役の高校生たちには自分と同じ後悔をしないで済むように技術面、フィジカル面をどんどん磨いていって欲しいです。
また、セレクションにおいては自分のストロングポイントを明確にしておくことで、セレクション時に、この選手はヘディングが強い、あの選手は足が速い、などとストロングポイントがあることで他の選手と差をつけることができます。最後は緊張しないでリラックスして挑むことが大切だと思います。
インタビューは以上です！ありがとうございました！
稲田光佑選手 SNS
東海大学サッカー部 SNS
