今回はジュビロ磐田U-18から桃山学院大学サッカー部へ進学し、活動されている辻 颯人選手に、大学サッカーについてお聞きしました。
プロフィール
お名前
辻 颯人
出身クラブ
ジュビロ磐田U-18
所属大学
桃山学院大学
所属学部・学科・学年
経済学部 経済学科 1年生
”桃山学院大学” 選択のわけ
ーー桃山学院大学サッカー部への進学理由、進学方法を教えてください。
僕自身高3の6月ぐらいに怪我をしてしまいました。リハビリ期間が半年ほどあった関係で他大学の練習会やセレクションには参加できませんでした。ですが怪我をする前のサンフレッチェ広島ユースとの試合が評価され桃山学院大学サッカー部にいくことが決まりました。元々、関東の大学に進学したいと考えていましたが所属先であったジュビロ磐田U-18の監督とも進路について色々話し合い、自分を求めてくれるチームに入ろうと決めました。
スポーツ推薦でした。
関西学生サッカーリーグ2部
“桃山学院大学サッカー部” について
ーー桃山学院大学サッカー部について教えてください。
今年は関西学生リーグ2部に所属しています。1年での1部復帰を目指しています。サッカー部の強みとしては、後半ロスタイムになっても全員で走りきってハードワークする部分だったり体張って走り切るいうところではチームのコンセプトとして自信を持ってプレーしています。後は部員も100名以上いてグランド環境だったり学校にもジムがあったりして本当に良い環境で毎日練習に励んでいます。少数精鋭のチームもあると思いますが、桃山学院大学サッカー部は多くの選手が所属しています。
ーー辻選手の今後の目標について。
まだ1年目なんですけど結構多くの試合に出させてもらって結果も少しずつ残せているという中で2部優勝と昇格を今年は絶対に成し遂げないといけないなと思っています。来シーズンに関しては一部残留争いをするのではなくてリーグ戦では4位以上に入って夏冬全国しっかり出て個人としてもチームとしても関西だったり日本全国に桃山学院大学サッカー部の存在と自分の名前を残せるようなシーズンにしたいです。卒業後にはプロサッカー選手になります。
ーー辻選手のストロングポイントを教えてください。
オフザボールのポジショニングやボールを受けてからゴールに向かっていく前への推進力、シュート精度は自分の武器です。攻撃時のビルドアップでは相手のライン間でボールを受けて攻撃の起点になったり、身長が高いFWではないのでオフザボールの動きでフリーになってシュートするという形を得意としてます。
ーー好調の秘訣を教えてください。
夏から食事と筋トレをフィジカルコーチと見直したことが大きいかなと思います。何をどれだけとるを教えてもらったり自分一人でできる工夫を教えてもらっています。それ以降自分の身体にフィットしている感覚があります。
大学サッカーについて
ーーこれまでの大学サッカーを振り返って
入学当初は大学生と高校生は体格さも全然違いましたし、プレーの強度やスピードも全然違うなと感じました。本当に子供と大人くらい違いました。印象的なチームや選手は筑波大学さんですね。個人としては全く歯が経ちませんでした。チームとしても1つも2つもレベルが違うなという印象を受けました。ただこの遠征で個人としては結構自信になりました。筑波大学の10番角昂志郎選手のあたり負けない体の強さは本当にすごかったです。
ーー大学サッカーの魅力について教えてください。
どのカテゴリーにいても毎週試合や練習試合があるので試合感の調整面では高校卒業でプロになってなかなか試合に出られない選手に比べたらプラスだと思います。夏には関東や東海へ遠征にいってそれぞれの違う雰囲気やサッカースタイルを経験できます。そこで大学サッカーは面白いなと思いました。
最後に、スポーツ推薦(セレクション)を目指す高校生アスリートに向けて
ーー大学で競技継続の意思のある高校生アスリートに向けてアドバイスやメッセージをお願いします。
大学サッカーは高校サッカーやユースと比べて本当に時間があるので、大学サッカーで活躍するためにはピッチ外での行動や練習にいかに時間とお金をかけられるかが一番大事だと思いました。だからこそ自分次第で変わる場所です。プロになっている選手を見ていてもオフザピッチでも常にサッカーのことを意識しています。強度や練習の雰囲気はやっぱり実際にいってみないとわからないので最低でも見学には行ってみてください。大学選びの基準を作ることも大切かなと思います。試合に出たいのか、試合に出れなくてもいいからしっかり下積み時代を築いていきたいのかなど。そういった基準があれば例え試合に出れなかったとしても割り切ってできるのかなと思います。
ーーインタビューは以上です!ありがとうございました!
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