大学別現役プロサッカー選手数一覧【中国・四国・九州大学サッカーリーグ編】

現役プロ選手輩出数からみた
大学サッカーの新たな魅力とは?

 

 現役Jリーグ(J1、J2、J3)全56チーム1662人の選手を対象に、大学サッカー出身選手とその大学を調査をした。
現在、Jリーグに所属する大学サッカー出身のプロ選手は719人となっており、全体の約40%を占めている。
残りの約60%は高校からプロ選手になるか、クラブの下部組織からトップに上がるかの2種類となっている。
リーグのカテゴリーによって、大学サッカー出身のプロ選手の比率が変わってきており、J1は570人中172人で全体の約30%を占めており、J2は656人中267人で約40%を占めている。
これら二つとは異なり、リーグの半分以上を大学サッカー出身選手で占めているのがJ3であり、436人中281人が大学サッカー出身選手となっている。また、大学サッカー出身選手の中でも日本代表に選出され、U-23の代表候補に選ばれる選手も多数出てきている。

今回は、中国・四国・九州大学サッカーリーグに加盟している大学が輩出したプロサッカー選手と人数をご紹介する。

現役プロサッカー選手数【中国大学サッカーリーグ】

 

環太平洋大学           1名


環太平洋大学出身の現役プロサッカー選手は、J3のFC今治に在籍している平松遼太郎選手のみとなっている。
フィジカルの強さが売りのCB。大卒1年目の昨季は出場機会がなかった。昨季の悔しさを今季晴らしたい。

 

現役プロサッカー選手数【四国大学サッカーリーグ】

 

高知大学             4名  

高知大学からは4名の現役プロ選手を輩出している。
J1には在籍選手はいないが、J2とJ3に2名ずつ在籍している。
Jリーグは引退まで平均4~5年と言われているが、高知大学出身の選手4名のうち、1名を除いた3名が5年以上プレーし、それぞれのチームで中堅・ベテラン選手と言われる位置付けになり、プレーはもちろん精神的支柱としてチームを支えている。
FC今治の中野圭選手とアビスパ福岡の實藤友紀選手は同じ2011年にJリーグデビューし、栃木SCの菅和範選手は2008年にJリーグデビューしている。

▼その他の高知大学出身現役プロサッカー選手一覧

チーム名 選手名
FC今治 有馬潤

 

関西大学リーグの大学別現役プロサッカー選手数はこちら

 

現役プロサッカー選手数【九州大学サッカーリーグ】

 

福岡大学             25名

福岡大学からは25名の現役プロ選手を輩出している。
J1には5名、J2とJ3に10名ずつ在籍している。
九州大学サッカーリーグの中で最も多く、関西大学サッカーリーグの阪南大学と同数で並び、西日本で最も現役プロ選手を輩出している。
J1のFC東京に所属する永井謙佑は昨年ベストイレブンを受賞、日本代表としても12試合出場経験があり、3得点上げている。

▼その他の高知大学出身現役プロサッカー選手一覧

チーム名 選手名 チーム名 選手名
川崎フロンターレ 藤嶋栄介 愛媛FC 西岡大志
セレッソ大阪 藤田直之 ギラヴァンツ北九州 川上竜
セレッソ大阪 木本恭生 鹿児島ユナイテッドFC 薗田卓馬
セレッソ大阪 永石拓海 鹿児島ユナイテッドFC 岩崎知瑳
ジュビロ磐田 大武峻 鹿児島ユナイテッドFC 野嶽惇也
徳島ヴォルティス 清武功輝 カターレ富山 稲葉修土
ヴァンフォーレ甲府 河田晃兵 ロアッソ熊本 菅田真啓
水戸ホーリーホック 岸田翔平 ロアッソ熊本 河原創
京都サンガ F.C. 黒木恭平 ブラウブリッツ秋田 饗庭瑞生
FC琉球 福井諒司 ブラウブリッツ秋田 前山恭平
アビスパ福岡 石津大介 SC相模原 田村友
ジェフユナイテッド千葉 山下敬大 いわてグルージャ盛岡 岸田和人

福岡教育大学           2名

福岡教育大学からは2名の現役プロ選手を輩出している。
J1には在籍している選手はいないが、J2には愛媛FCの西岡大輝選手、J3には鹿児島ユナイテッドFCの中原秀人選手が在籍している。
西岡選手は中原選手の2つ年上で、大学時代はともにプレーしていたことがわかる。
お互いチームは違うが、Jリーグ通算150試合以上に出場し、それぞれのチームで中堅選手として豊富な経験を武器にチームを牽引している。

佐賀大学             1名

佐賀大学出身の現役プロサッカー選手は、J3のロアッソ熊本に在籍している黒木晃平選手のみとなっている。
Jリーグ通算230試合以上に出場。サガン鳥栖を経て今季ロアッソ熊本に入り8年目のシーズンを迎える。
チームでもベテランの域に入ってきたが、J2復帰に向けてチームの勝利に貢献していく。

 

沖縄大学             1名

沖縄大学出身の現役プロサッカー選手は、J2のFC琉球に在籍している上原慎也選手のみとなっている。
Jリーグ通算200試合以上に出場し、24得点上げている。
昨季は怪我で出遅れたが、復帰後は攻守にわたって活躍し、チームのJ2残留に貢献した。
また、現在の沖縄大学は九州大学サッカーリーグ2部復帰を目指し活動している。

九州産業大学           1名

九州産業大学出身の現役プロサッカー選手は、J1の大分トリニータに在籍している田中達也選手のみとなっている。
昨季途中ガンバ大阪から移籍。移籍後15試合に出場し1得点上げている。

日本経済大学           2名

日本経済大学からは2名の現役プロ選手を輩出している。
J3には在籍している選手はいないが、J1には大分トリニータの野村直輝選手、J2には京都サンガ F.C.の野田隆之介選手が在籍している。
野村選手は昨季、徳島ヴォルティスで39試合に出場し7ゴール12アシストの大活躍。
今季から移籍してきた大分トリニータで、自身J1デビューとなる。
移籍後すぐに背番号10を渡されるなど、チームからの期待値が大きい。

宮崎産業経営大学         6名

宮崎産業経営大学からは6名の現役プロ選手を輩出している。
J1には2名、J2には1名、J3には3名在籍している。
大分トリニータの2期連続キャプテンを務める鈴木義宣選手と昨季ルーキーとして初出場にして初先発を飾った長谷川雄志選手は、大学で代は重ならなかったが、どちらも今後のチームを引っ張っていく存在として同じピッチで活躍していく。

▼その他の宮崎産業経営大学出身現役プロサッカー選手一覧

徳島ヴォルティス 島谷八徳 ロアッソ熊本 北村知也
鹿児島ユナイテッドFC 五領淳樹 福島ユナイテッド 前田椋介

鹿屋体育大学           9名

日本経済大学からは2名の現役プロ選手を輩出している。
J1とJ3には2名ずつ、J2には5名在籍している。
J1湘南ベルマーレの福田晃斗選手は、大学卒業後から昨季までの7年間サガン鳥栖に在籍。113試合に出場し、キャプテンとしてもチームを牽引。今季からは湘南ベルマーレの副キャプテンとして、心機一転プレーする。

▼その他の鹿屋体育大学出身現役プロサッカー選手一覧

チーム名 選手名 チーム名 選手名
川崎フロンターレ 馬渡洋樹 ギラヴァンツ北九州 福森健太
徳島ヴォルティス 奥田雄大 ザスパクサツ群馬 岡田翔平
レノファ山口 吉満大介 AC長野バルセイロ 藤山智史
FC町田セルビア 下坂晃城 FC今治 片井巧

最後に

今回は中国・四国・九州大学サッカーリーグの現役プロ選手数について取り上げた。
中国大学サッカーリーグと四国大学サッカーリーグは、2つ合わせても5名しか現役プロ選手を輩出できておらず、学校数で見ても2校のみとかなり少ない。また、選手に注目してみると5名中大卒5年目以内の選手が1人もおらず、ここ数年はJリーグで複数年プレーしている若手選手が出ていないことがわかる。
現役のプロ選手が少ないからといってプロになれないということではないが、現役のプロ選手が多く、近年に複数選手が出ているほど、プロ選手になる確率が高い環境というのは客観的に見て容易に考えやすいのではないでしょうか。

一方、九州大学サッカーリーグは全国でも3番目に多い現役プロ選手数となっている。
福岡大学をはじめ、ベテラン選手から今年入った大卒選手まで幅広い年代層の選手が在籍している。
中には、ここ数年プロ選手が出ていない大学もあるが、西日本では関西大学サッカーリーグについでプロ選手になりやすい環境と言える。

 

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