大学サッカー選手の声【関西学生サッカーリーグ編】VOL.27  流通科学大学 平塚寧生 選手

今回は興国高校から流通科学大学へ進学し、大学サッカー部で活躍されている平塚 寧生 選手に、大学サッカーについてお聞きしました。

プロフィール

お名前
平塚寧生

出身高校
興国高校

所属大学
流通科学大学 

出身学部、学科
商学部 経営学科 1年(取材時)

”流通科学大学”へ

ーー流通学大学へ進学した理由とその進学方法を教えてください。

正直、高校3年生に上がりたての頃は大学サッカーをするかどうかも決めていませんでした。というのも、自分の代には卒業後プロサッカー選手の道に進む選手が5もいて現実を痛感させられました。

・杉浦力斗(ツエーゲン金沢)
・田川知樹(横浜F・マリノス)
・樺山諒乃介(横浜F・マリノス)
・南拓都(いわてグルージャ盛岡)
・平井駿助(ラインメール青森FC)

自分の実力はこんなもんかと。こんなにも上手い選手が同い年にいるのかと思い知らされ、サッカーに対する気持ちが少し薄れてきてしまっていました。ただ、コロナ禍の自粛期間に改めて、ボールを蹴ることが好きなんだなと実感しました。インターハイが中止になり気持ちが切れる選手、誘惑に負ける選手もいる中で自分はサッカーをものすごくプレーしたくなりました。その時に改めてサッカーが好きだなと思い、毎日ボールを蹴っているとやっぱり大学でサッカーしたいなって。それで流通科学大学サッカー部に所属していた兄から「この大学ではサッカー選手としてはもちろんそれ以外の人間性の部分が最も磨かれる」と聞き、そこに魅力を感じたので進学を決めました。

ーー当時大学サッカー部の情報はどう入手していましたか?

現役の頃は大学サッカーについての情報は全然得られませんでした。「アスリートバンク」というサイトを知っていればと思うとちょっとだけ後悔しています。

関西学生サッカー2部リーグ “流通科学大学サッカー部” に入って感じたこと

ーー流通科学大学サッカー部のプレースタイルを教えてください。 

流通科学大学サッカー部ではビルドアップに特に力を入れています。ボールを保持しながら後ろから繋ぐサッカーをイメージしていただければと思います。ゲーム形式の練習がとても多く、走りのメニューは週に一回きついゲームメニューがある感じです。

ーー流通科学大学サッカー部の特徴とは? 

特徴としては選手主体です。監督が指示を出し選手はその指示を待つ、いわゆる指示待ち人間ではなく、自分から考えて行動するよう選手主体になっています。戦術を決めるのも、相手チームを分析するのも選手です。さらに流通科学大学サッカー部には部署が10あります。具体的には、運営部署・経理部署・生活部署・スポンサー部署・審判・広報・分析・パフォーマンス・用具・感染対策部署です。

ーー流通科学大学サッカー部の1週間。

月曜日 リカバリー
火曜日 OFF
水曜日 FCT(短距離のスプリントを何度も繰り返すトレーニング。)その後ミニゲーム
木・金 練習
土・日 試合、練習試合、前日調整

大学サッカーについて

ーー大学サッカーの魅力について、大学サッカーに進んでよかったこと

まず大学サッカーでは高校までと違い自由な時間が増えます。だからこそ主体的に取り組めばその分上手くなれますし、やらないとそれまでで終わってしまう。それが大学サッカーの魅力かなと思います。自由な時間をどう過ごすかは自分次第。どれだけサッカーに打ち込めるのか。高校サッカーでは組まれた授業に出て決められた練習メニュー、試合をして、というように受け身なところが多いと思います。一方で大学サッカーでは自分からやるか、やらないか。だからこそ自分がどれだけ主体的にサッカーに取り組めているか、どれだけサッカーが好きかがとてもわかりやすいです。正直自由な時間が増えることは良いことでもあり、悪いことでもあります。だったら僕はそれを常に良いことに使っていきたいと思いながら日々を過ごしています。

ーー大学サッカーで学んだこと

自分にベクトルを向け、自分を客観視することができるようになりました。サッカーをしていたら愚痴は溢れてしまうと思います。でも自分が全て悪い、自分に実力がないからと思うのではなく、「今自分はどうなりたいか」、「将来自分はどんなプレイヤーになりたいかとかなんのためにサッカーをしているのか」とかを考えたら全て自分にベクトルが向いて客観視することができるようになりました。この一番大切なことをこの1年で入れたことでメンタルが強くなりました。

ーー大学サッカーでの1年目を振り返って。

この1年間本当に苦労ばかりでした。その中でも大学に入ってすぐに一番下のカテゴリーに入れられたことです。自分は大学入学後すぐAチームに上がり試合に出れると思っていました。だから一番下のカテゴリーに入った時には精神的にやられました。興国高校から入学したということもあり慢心していたところがあったんだと思います。正直、練習会でも自分が一番うまくなければいけないと思っていましたし技術なら誰にも負けないとも思っていました。局面でのテクニックやドリブルには自信があるのでボールを受けたがり、常に低位置で受けたがります。チームのレベルが低いからパスをしても取られると考えてしまうから、自分がドリブルで運んでしまいます。だけど「それはいらない、4-3-3のフォーメーションでビルドアップしながら繋ぐチームではボールを受けたら2タッチ以内ではたけ、技術はあるけどチームには合ってない」と言われ続けてきました。本当に悔しかったです。いい形で1年目を終えることができなかったので2年目になる今年にかけています。この1年間が本当に勝負どころだと捉えていて、チームのサッカーに溶け込んでいきます。ただ意識しすぎてしまうと自分の個性が消えてしまうのでやることはやる、魅せるところは魅せていきたいです。

ーーサッカー選手としての今後の目標について。

大学卒業後、サッカーで稼げるようにしていきたいです。また遊び心がありながらドリブルもうまい南米のサッカーが好きなのでブラジルでプレーしてみたいです。

最後に、大学サッカーを目指して頑張っている高校生へ

ーー大学で競技継続の意思のある高校生アスリートに向けてアドバイスがあれば教えてください

コミュニケーションを取ることが自分のパフォーマンスをうまく発揮するための秘訣だと思います。セレクションや練習会などの大事な場面では周りが気になってしまいます。周りのコーチや監督が評価するので気になってしまいますが、一緒にプレーしていく周りの選手に評価されるわけではないのでその時は本当に自分が誰よりも上手いと決めつけましょう。そうすれば目立てると思います。ただチームスポーツなので何よりもコミュニケーションです。周りの選手と話すことで緊張もほぐれると思うし、選手の状況も確認できて同じように緊張しているんだなとかわかると思います。なので過信ではなく自信を持って自分が一番上手いぐらいの気持ちでセレクションに望みましょう。その中でコミュニケーションをとって気持ちを和らげていくことが大切かなと思います。

ーー大学選びについて

大学選びにおいても「自分にベクトルをむけること」が重要かなと思います。自分を客観視してどれだけのプレイヤーか見定める。いろんな大学を知って少しでも興味のある大学なら深くまで知る。いろんなところから情報を得て、その上でどの大学に自分があっているか、その大学でプレーしたいか、というふうに考えることができれば後悔のない大学選びになるのかなと思います。中途半端に学校を選んでその学校に進学したことを後悔したり、やめていく選手を今までたくさん見てきました。でもそれはもう自分のせいです。自分で選んだ選択肢に後悔しないよう自分にあった大学を選択して欲しいなと思います。

ーーインタビューは以上です!ありがとうございました!

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