総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの概要
総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントとは、日本の大学サッカーの頂点を決めるトーナメント大会です。
かつては全日本大学サッカー選手権(インカレ)は自由参加制のオープントーナメントでした。
しかし、各地域のリーグ戦で良い成績を納めた大学の上位数チームが出ることのできるトーナメント方式に変更されました。
これにより、地域リーグの成績に関係なく、トーナメントを勝ち進めば全大学に出場の可能性のあるオープントーナメントの必要性が求められるようになりました。
そのため、1977年に設立され第1回大会が行われました。近畿圏の複数会場で8月下旬〜9月上旬にかけて開催されています。
出場権について
総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントへの出場権は各地域の大学サッカー連盟から選出された24の大学が獲得します。各地域の大学サッカー連盟に所属する、全ての加盟大学が参加できるオープントーナメントの上位が出場権を得ることができます。
地域別の出場権数は以下の通りです。
北海道:1チーム 東北:2チーム 北信越:2チーム
関東:6チーム 東海:3チーム 関西:4チーム
中国:2チーム 四国:1チーム 九州:3チーム
前回大会(2021)の出場校
札幌大学 東日本国際大学 新潟医療福祉大学 松本大学
筑波大学 法政大学 駒澤大学 産業能率大学
東洋大学 日本大学 東京学芸大学 山梨学院大学
中京大学 東海学園大学 静岡産業大学 関西福祉大学
桃山学院大学 びわこ成蹊スポーツ大学 大阪体育大学
高知大学 環太平洋大学 福山大学
日本文理大学 東海大学熊本
前回大会では法政大学が3大会ぶ5度目の優勝を果たしました。
歴代優勝校(過去5年)
歴代の優勝校は以下の通りです。
年度 | 優勝校 |
第41回(2017) | 法政大学 |
第42回(2018) | 明治大学 |
第43回(2019) | 明治大学 |
第44回(2020) | 新型コロナウィルス感染拡大により中止 |
第45回(2021) | 法政大学 |
大学別優勝回数(ベスト5)
過去の総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントにおける優勝回数は以下の通りです。
第1位 | 駒沢大学 | 6回 |
第1位 | 順天堂大学 | 6回 |
第3位 | 法政大学 | 5回 |
第4位 | 筑波大学 | 3回 |
第4位 | 大阪体育大学 | 3回 |
第4位 | 明治大学 | 3回 |
第4位 | 流通経済大学 | 3回 |
以上、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントに関する情報でした。
このように直近の優勝校や歴代の優勝回数を大学別に見てみると、関東代表チームによる優勝が多く見られることがわかりました。
優勝の経験を味わってみたい方やその後プロで活躍したいと思っている方はこのような強豪校に進学してみてはいかがでしょうか。
逆に優勝から遠ざかっている大学へ進学し自分の力でその大学を優勝に導くのも一つの楽しみかもしれませんね。