大学サッカー選手の声【関東大学サッカーリーグ編】 桐蔭横浜大学 山内日向汰 選手

今回は川崎フロンターレU-18出身、桐蔭横浜大学サッカー部で活躍している山内 日向汰選手に、大学サッカーについてお聞きしました。山内選手は2024年シーズンの川崎フロンターレ加入内定が決定しています。

プロフィール

お名前
山内日向汰

出身クラブ
川崎フロンターレU-18

所属大学
桐蔭横浜大学

学部・学科・学年
スポーツ健康政策学部・テクノロジー学科・新4年

”桐蔭横浜大学” 選択のわけ

ーー桐蔭横浜大学サッカー部への進学理由、進学方法を教えてください。

大学の進学先は、特に考えていませんでした。しかし、桐蔭横浜大学サッカー部には先輩がいて、家からも通える範囲ということで、慣れた環境だったので選びました。川崎フロンターレU-18時代は、大学には行こうと思っていましたが、大学自体を多く調べていませんでした。
入学方法はAO入試です。

関東大学サッカーリーグ1部 ”桐蔭横浜大学サッカー部” について

ーー桐蔭横浜大学サッカー部の魅力について教えてください。

練習では一貫して同じことを行います。その中で自分の伸ばしたい部分や課題を、各々が練習後に取り組んでいます。桐蔭横浜大学サッカー部は意識の高い集団だと思います。練習の雰囲気から良く、2022年シーズンはインカレで優勝することができましたそういう練習の雰囲気の良さがチームの特徴だと思います!

常に練習や試合では、話し合いながら取り組んでいます。もちろん上手くいくシーンばかりではないです。総理大臣杯も一回戦で負けてますし、苦しい状況もありました。その中で「本当の意味で1からチームを作ろう」とシーズン前から皆で言い合っていたので、インカレに向けて、どんどん成長して、チームが出来上がっていったのかなと思います。そしてインカレが始まってからは、スタメンの選手ももちろんですが、ベンチの選手やメンバー外の選手も、チームのことを第一に考えて日々行動していてチーム全体で負ける感じがしませんでした。その期間は楽しく、すごいあっという間に感じました。

ーーユースと大学の違いを教えてください。
大学はスピードも速くなりますし、運動量も圧倒的に多くなります。走れないと大事な所で技術も発揮できないですし、フィジカルの部分で運動量や走力の部分がすごい大事になってくると思います。自分は、フィジカルを鍛えるために、まずは、筋トレを始めました。また、低酸素トレーニングも導入して、苦しい環境下でトレーニングを無心で続けていくようなメニューもやったりしています。

大学サッカーについて

ーー大学サッカーの魅力についてお聞かせください。

いろんな人と出会えることです。DENSOカップに選ばれたり、全日本選抜に入り、良い指導者・チームメイトに巡り会えました。物凄い経歴を持った同年代の仲間と過ごす中で、サッカーに対し、意識高く取り組む姿勢を目の当たりにして、自分も頑張りたいと思うようになりました。

ーーこれまでの大学サッカーを振り返って。

1年生のときは苦労しました。現在川崎フロンターレに所属している橘田健人選手が先輩にいて、試合に絡むのは本当に難しかったです。しかし、その1年間で課題を洗い出したり、自分が試合に出るためにはどうすればいいのか、といろいろ考え行動した年でした。その結果2年生に上がり、試合にも関東リーグにも絡めるようになりました。ほとんどの試合でスタメンで出させていただきましたが、チームとしては結果は出ず、個人としても「なんで出てるんだろう」と思うこともありました。しかし、中断期間に入り、もう一度、自分を見つめ直し、課題に向き合いました。
そこで自分の中でも成長を実感し、後半戦では自分のプレーが通用する感覚ができました。結果、大学2年の関東リーグではアシスト王を獲得し、自信がつきました。次の3年生では自分がやっていかなきゃいけないという気持ちが芽生え、3年生でインカレ優勝を果たすことができました。

プロサッカー選手への道

ーーいつごろからプロの道を意識し始めましたか?

2年生の終わり頃からプロになれるかもと感じました。学年を重ねるにつれ試合にも出場できるようになり、自身のプレーが通用しているという感覚もありました。大学2年の関東リーグではアシスト王を獲得し、自信がつきました。

ーー育成時代を過ごした川崎フロンターレに戻るわけですが、心境は?
嬉しさより、ほっとした・安心したという気持ちですね。感謝だったり、戻れて良かったという思いが強いです。川崎フロンターレには高校まで、お世話になりましたし、いつか感謝を伝えに戻りたいなと思っていました。

ーー山内選手の今後の目標について教えてください。

日本を代表する選手になりたいです。そのためにはJリーグで活躍し、世界で活躍できるような選手になる必要があります。大学ラストシーズンはタイトルを全て取りたいです。関東リーグとアミノバイタル、総理大臣がまだ取れていないので優勝します。そして最後インカレで連覇して気持ちよくプロに進みたいです!

ーー山内選手のストロングポイントを教えてください。

ドリブルが自分の武器だと思います。また、大学で鍛えた、運動量の部分も強みです。

最後に、スポーツ推薦(セレクション)を目指す高校生アスリートに向けて

ーー大学で競技継続の意思のある高校生アスリートに向けてアドバイスやメッセージをお願いします。

目標設定や、一日の自分の行動を予定立てることが大切だと思います。そうすることで目標を達成するために必要な行動が見えてくると思います。自分は最初に大学卒業でプロになると目標を立てました。その中で、試合に出れず、大学1年目を終え、このままじゃまずいなと感じました。そこから自分がどういうトレーニングをして、今自分がどうしなきゃいけないっていうか、逆算して行動するようになりました。自分はもっと早くできていたらと感じたので1年生から、もっと言えば高校生からできるようになったら、もっといいのかなと思います!

ーーインタビューは以上です!ありがとうございました!

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