大学サッカー選手の声【関東大学サッカーリーグ編】 専修大学 鈴木龍之介選手

今回は成立学園高校から専修大学へ進学し、現役の大学サッカー部で活躍する鈴木龍之介選手に、大学サッカーについてお聴きしました。

プロフィール

お名前
鈴木龍之介 (1998年10月31日生まれ)

出身高校 
私立成立学園高等学校

所属
専修大学・サッカー部 (経済学部経済学科 現在4年生)(取材時)

大学サッカー名門 ”専修大学” への挑戦

ーー今の大学に進もうと思った理由と、進学方法を教えてください。

率直に専修大学のサッカーを見て、入りたいと思いました。進路選びを始めた際、特に行きたい大学もなかったし、どんな大学があるかなどあまり知りませんでした。その時に当時成立学園の監督を務めていた宮内聡監督(現:ちふれASエルフェン埼玉 代表取締役会長)に専修大学を勧められて練習会に参加しました。とにかく専修大学サッカー部のレベルが高くて衝撃を受けました。

練習では常にとても緊張感があり、ピッチ内で指示やコーチングなどが飛び交っていて、誰も手を抜かずに本気でサッカーに取り組んでいる専修大学の選手たちを肌で体感して、圧倒されたと同時に「ここでやりたい」と強く思いました。そして専修大学なら成長できるなと思いました。

フィジカル面では一切通用せず、いいプレーを練習会で発揮できませんでした。それでも成立学園で磨いてきたボールコントロールなどの技術は通用するなと思いました。

ーー進路選びの際にどのように情報収集をしていたか教えてください。

監督に相談したり、専修大学にいる成立学園の先輩に話を聞きました。当時の4年生のキャプテンが成立学園の先輩だったのでとても貴重な話を聞くことができました。

高校時代を振り返って”成立学園” 

ーー成立学園として何月まで活動していましたか。

選手権は残念ながら東京都大会決勝で関東第一高校に負けてしまったのですが、T1リーグを優勝していたので選手権東京都大会決勝の後に行われたプリンスリーグ関東の昇格戦をもって引退しました。

12月25日に上田綺世選手(法政大学→鹿島アントラーズ)率いる鹿島学園に1-7敗戦しました。大学で借りを返したいと思っていたのですが、卒業せずに鹿島アントラーズに入団してしまい、残念ながら闘うことができませんでした。。。(笑)さすがです。

ーー高校時代やっておけば良かったこと

技術に自信を持って入ったのですが、フィジカル面が足りなかったなと思います。もう少し、大学入学までに戦える身体を作っておけばもっと早く試合に出られたのではないかと思います。

関東大学サッカーリーグ1部 ”専修大学” とは

ーー専修大学の良いところを教えてください。

まずは、練習中の雰囲気がとても緊張感があり、部員全員が高みを目指してトレーニングに励んでいるところです。専修大学はスローガンとして「攻撃的で美しいサッカー」を掲げています。攻撃的なサッカーというところは他大学に比べても強い専修大学に色だと思います。

チームとして、技術にこだわっているし、ポゼッションにもこだわってやっています。技術に関して言えば、パス1本の質、ターンの向きにもこだわってやっています。

 ーー大学で部活続けて良かったこと

組織に入ることでたくさんの人に出会えたことです。
大学生なんて楽しいこと他にもたくさんあると思うんですが、やはり勝負の世界でしか味わえる緊張感は他では味わえない特別なものだと思います。

ーー今後の目標について

チームとしては、現在リーグでは最下位となってしまっているので、後期は残留圏内に入り、巻き返していきたいです。また、キャプテンが長期離脱していることもあり今はゲームキャプテンを務めさせてもらっているので、リーダーとしてチームを引っ張って何としても残留したいと思います。

個人としては残り約4カ月とにかく数字(結果)を残して、スカウトマンの目に留まるプレーをしてJチームに入団することが目標です。

最後に、スポーツ推薦(セレクション)を目指す高校生アスリートに向けて

ーー大学進学後もサッカーを考えている高校生に向けて。ここを見たほうがいいよなどのアドバイスがあれば教えてください。

自分に合う合わないは正直入ってみてプレーしてみないとわからないと思います。大学によって特徴があると思うから、何を見て決めるのかを自分の中で軸を持って、良い環境、スタッフ、サッカースタイルなのか色々ある中で何を求めて大学に入るかがポイントになってくると思います。

ーー最後に部活を頑張っている高校生に向けてメッセージをお願いします。

コロナの影響で合った試合がなくなってしまったり、日常でいろんな行動が制限されていると思います。あの試合があったらなと思うかもしれませんが、そんなのみんな同じであって、全然できることはたくさんあると思います。

この環境でもぶれない目標を持って、行動を起こして、他に差をつけるチャンスだと思います。そしてアピールができる環境が戻ってきたとき力を発揮する準備をしてほしいと思います。

大学は4年間もあるので、自分が変われる期間だと思います。自分は全くいい選手ではなかったし、高校時代も活躍してなくてスポーツ推薦ももらえなかった自分が、今こうやって、チームのキャプテンとして関東一部リーグの試合に出場できています。3年間試合には出られなかったど、コツコツ努力をすれば変われると思うので皆さんも頑張ってください。

入り方よりも入ってから何をするかが重要だと思います!

ーーインタビューは以上です!ありがとうございました!

専修大学サッカー部

こちら から

 

おすすめ記事

  1. 大学入試情報一覧【愛知リーグ】

  2. 大学サッカー監督の声 近畿大学体育会サッカー部 尾内伸行 監督

  3. 大学サッカー選手の声【東京都大学サッカーリーグ編】  桜美林大学 佐藤彰吾 選手

  4. 大学サッカー選手の声【関東大学サッカーリーグ編】  東海大学 田尻航選手

  5. 大学学費一覧【神奈川県大学サッカーリーグ】

  6. サッカー選手のための股関節ストレッチ ハムストリングス編

人気記事ランキング

  1. 1位

    関東大学サッカーリーグ