大学サッカー選手の声【関東大学サッカーリーグ編】VOL.7  法政大学 山口廉史選手

今回は桐蔭学園高等学校から法政大学へ進学し、大学サッカー部で活躍され海外でプロ選手として活躍中の山口 廉史 選手に、大学サッカーについてお聞きしました。

プロフィール

お名前
山口廉史(やまぐちれんし)

生年月日
1992年9月16日

出身高校
桐蔭学園高等学校

出身大学
法政大学 

出身学部
スポーツ健康学部(多摩キャンパス)

現在の所属チーム
アレマFC(インドネシア)

なぜ関東大学サッカー1部リーグ法政大学へ?

ーー法政大学を選んだ理由と進学方法を教えてください。
小学生時代から憧れていた桐蔭学園高校の先輩が法政大学に進学し、サッカー部でプレーしていたため、先輩と同じ法政大学でプレーをしたいと思ったからです。高校時代にインターハイに出ていたこと、学業でも良い評定を残せていたことから、AO入試(自己推薦入試)で入学を決めました。

ーースポーツ健康学部を選んだ理由とは?
スポーツ健康学部を選んだ理由は、サッカーが続けられることの他に、競技につながるような学問を学びたいという思いがありました。調べてみるとスポーツ健康学部には3つのコースがあり、自分が学びたいことを学ぶことができる場所だと考えたからです。

法政大学スポーツ健康学部について

ーー高校時代に大学サッカーの情報はどうやって入手していましたか。
サッカー部の監督が主体的に動いてくれたのでその情報を元にセレクションや練習会に参加していました。ただ、大学サッカーの情報を今ほど自由に得ることができなかったため、高校の先輩、知り合いづてに情報を入手し自分で動くこともしていました。

法政大学サッカー部について

ーー法政大学サッカー部の魅力を教えてください。
法政大学サッカー部の魅力は、部員が少なく公式戦への出場機会に恵まれていることだと思います。また、選手のレベルの高さも魅力の一つかなと思います。法政大学はセレクションを行っており、多くの選手がスポーツ推薦で合格した学生だったため、同期の選手が10名前後と他大学に比べ少なく、全体としても少数精鋭のチームです。そのため、他大学では部員数の関係で練習しかできないところもあるようですが、法政大学では、1年生の時からトップチームでなくても、他のカテゴリーでコンスタントに試合に出られていました。また、1年間のなかでチームの入れ替えがあることは、自分のモチベーションに繋がっていました。

ーー法政大学サッカー部のプレースタイルとは?
パスをつなぐ綺麗なサッカーに加えて泥臭く走ったり、体を投げ出したり、粘り強くやっていくスタイルでした。

ーー法政大学サッカー部の1週間のスケジュールを教えてください。
基本的には、月曜日がオフ、火曜日〜金曜日が練習、土日どちらかが試合、というようなスケジュールでした。練習は朝練が基本で、たまに夕方フィジカルトレーニングがあります。

ーー高校サッカーとの違いは?
大学に比べ高校時代の方が走っていたので体力的な部分ではあまり変わらなかったかなと思います。ただ、大学の同期にはクラブユース出身の選手が多く、高校年代から代表クラスの選手や全国大会優勝経験のある選手がいたので個々の技術のレベルが高く、初めの方は練習の時からついていけないと思うことはありました。

大学サッカーの魅力

ーー4年間大学サッカーをやっていてよかったこと、現在に活きていることを教えてください。
サッカー部での主務としての経験とスポーツ健康学部の座学での学びがリンクすることがかなりあったことです。自分は4年生の時に主務を務めていました。主務として、チーム事情やチーム運営に関わり、スポーツ健康学部ではスポーツビジネスコースを選択していたこともあって、スポーツチームの組織というものを理解できました。この経験から、プロ選手になり立場は変わっても、選手として、裏方の人がいて、監督がいて、マネージャーがいて、スポンサーがいる、組織の仕組みを理解していることが、知っているか、知っていないかでは、意外と振る舞いに出ているように感じます。サッカーをする上でも、生活していく上でも、大学で学んだことや経験したことは生きていると感じます。当時は勉強も主務もで精一杯でしたが、改めて、振り返ってみると大学でいろいろなことを学べたので、大学を出てプロの世界に入れてよかったと思います。

ーー大学生活、大学サッカーを振り返って感想をお願いします。
大学4年時にトップチームに上がることができましたが、それまでトップチームで試合に出れていませんでした。そのため自分は試合に出れていないときの方が多かったのですが、同期は1年生の時から試合に出ていました。試合に出れない自分と出れている同期がいることに葛藤やもどかしさを日々感じていました。けれど、自分では同期に負けてないと思っていたし、絶対試合に出れると思っていました。監督やチームに評価してもらえないと試合には出れないし、プロにはなれないと思っていたので「どうやったら評価してもらえるか」、「自分を高めていくためにはどうするか」、たくさん考えました。準備してきた中で巡ってきたチャンスで良いプレーができ、そこから試合に出続けることができました。この時はやっときたチャンスを掴みたい気持ちが強かったです。その中でやっと最後に結果が出始め、試合にも出ることができリーグ優勝に貢献できました。自分と向き合って目標に向かって行動することがすごく大事だなと4年間で一番感じました。どんな状況でも自分と向き合い、自分をどうやったら高められるか、チームに貢献できるか、監督に使ってもらえるかを考える。これは大学時代に試合に出れていない時期の方が長くたくさん考えていたからこそのことだと思います。これは今でも続けていることですプロになることも難しいけど、いろんな国でプレーできていることも大学時代の経験が活きていると思います。

プロサッカー選手への道

ーープロサッカー選手への選択はどのように決断しましたか。
自分は4年生の時には主務として選手を継続しつつ、就職活動と教員免許取得のための教育実習をしていました。いろいろなことに手を出して、どれも中途半端になってしまいそうだったので就職活動を一時中断しました。そして教員免許を取得しました。選手としてもプロになりたいという想いがありました。大学の教授からシンガポールでのトライアウトの話をいただいたので、海外のトライアウトに挑戦する決断をしました。そのトライアウトで怪我をしてしまったけど最初の数日のプレーが良かったこともあり、その後連絡をいただき、プロとして契約することができました。

最後に、大学サッカーを目指して頑張っている高校生へ

ーー大学で競技継続の意思のある高校生アスリートに向けてアドバイスがあれば教えてください
セレクションでは、自分の良さ、ストロングポイントを理解して、いかにそれを表現できるかが大切だと思います。何度失敗しても、自分の良さ、ストロングポイントを出すことができれば、そちらが評価されやすいと思います。自分自身の場合は、守備が持ち味なので、攻撃時に何度かパスミスをしてしまっても、ディフェンスでボールを奪えることを見せれれば評価してもらえました。「満遍なくミスをしないように」よりも自分のストロングポイントを出す方が合格に近づけるような印象はあります。そのためには自分の良さ、ストロングポイントを理解して、どうやって振る舞うか、どういうプレーができるかを考えることが大切になってきます。自分の場合は今も守備でのボール奪取が武器なので、それをどうやって活かせるか常に考えています。ミスを恐れてなんとなくプレーするよりも、自分の良さを出そうとしている方が観ている人には伝わるものだと思います。私自身はそこを評価してもらって契約をこれまでもつかんできました。自分の良さは何か、自分の武器は何か、それを出すためにどうするか、っていう部分が大事かなと思うので、普段から考えられると良いですね。

ーーインタビューは以上です!ありがとうございました!

山口廉史選手 SNS

 

 

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