東京都大学サッカーリーグとは?
正式名称:東京都大学サッカーリーグ
2022年度シーズンから東京都大学サッカーリーグは1部・2部・チャレンジリーグに分かれ、それぞれ12チーム編成となっている。
2022年度からそれまであった3・4部が廃止されチャレンジリーグが創設されることになった。
変更点は以下のようになっている。(東京都大学サッカー連盟発表のもの)
・1、2部リーグに所属するチームは関東大学リーグを目指し、チーム強化を図るチームとする。
・1、2部リーグに所属するためには、競技成績のみならず、連盟が定める各種条件を満たすことが必要であり、試合会場の提供や本連盟との協働と組織的なチーム運営が求められる。
試合数は1部・2部・チャレンジリーグともに前期後期の2期に分けて実施される。
前期11試合(1~11節)、後期11試合(12~22節)の全22試合のリーグ戦形式で通算勝ち点で年間成績が決定する。
あわせて読みたい:大学別プレースタイルの特徴【関東大学サッカーリーグ1部】
東京都サッカーリーグは1部〜チャレンジリーグ構成
千葉県大学サッカーリーグは1部〜2部リーグ構成
神奈川県大学サッカーリーグは1部リーグ構成
北関東大学サッカーリーグは2022年度シーズンから埼玉県大学サッカーリーグと合併し関東大学サッカーリーグNorteへ名称変更 1部〜2部リーグ構成
東京都大学サッカーリーグは上から3つ目の各都道府県リーグに属している。
昇降格について
1部リーグ上位3校は関東大学サッカーリーグ2部参入戦(入れ替え参入戦)への出場権を有する。
2部の上位2校は自動昇格となり、1・2部の下位2校は自動降格となる。
また、東京都大学サッカーリーグ1部の上には、関東大学サッカーリーグ1・2部とあり、各都県リーグ1部の上位校が、関東大学サッカーリーグ2部の自動降格2校によって空いた籍をトーナメント戦によって争う(入れ替え参入戦)。
東京都大学サッカーリーグ所属大学(2022年度)
▼東京都大学サッカーリーグ1部 所属チーム一覧
※昨年度の昇降格の関係上、2022年度は12チーム編成となっている。
NO | チーム |
1 | 立教大学 |
2 | 山梨学院大学 |
3 | 東京農業大学 |
4 | 國學院大學 |
5 | 上智大学 |
6 | 帝京大学 |
7 | 東京経済大学 |
8 | 学習院大学 |
9 | 朝鮮大学 |
10 | 成蹊大学 |
11 | 玉川大学 |
12 | 亜細亜大学 |
東京都大学サッカーリーグ1部に所属する大学をプレースタイル別に大まかに分けると以下のようになります。(アスリートバンクによる独自分類)
【ポゼッションサッカー】
國學院大学
成蹊大学
東京農業大学
学習院大学
上智大学
【ディフェンシブサッカー】
玉川学園大学
【ハイプレスサッカー】
朝鮮大学
帝京大学
【カウンター型サッカー】
亜細亜
【縦に速いサッカー】
立教大学
山梨学院大学
▼東京都大学サッカーリーグ2部 所属チーム一覧
NO | チーム |
1 | 都留文科大学 |
2 | 大東文化大学 |
3 | 国際基督教大学 |
4 | 一橋大学 |
5 | 東京大学 |
6 | 武蔵大学 |
7 | 成城大学 |
8 | 東京都立大学 |
9 | 東京理科大学 |
10 | 東京工業大学 |
11 | 日本大学文理学部 |
▼東京都大学サッカーリーグチャレンジリーグ 所属チーム一覧
NO | チーム |
1 | 北里大学 |
2 | 東京海洋大学 |
3 | 桜美林大学 |
4 | 明星大学 |
5 | 山梨大学 |
6 | 東京都市大学 |
7 | 工学院大学 |
8 | 日本大学生物資源科学部 |
9 | 東京外語大学 |
10 | 電気通信大学 |
11 | 創価大学 |
12 | 東京農工大学 |
13 | 日本文化大学 |
14 | 東京電機大学 |
15 | 東京薬科大学 |
16 | 芝浦工業大学 |
過去5年成績上位
▼東京都大学サッカーリーグ1部
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | |
2017 | 明治学院 | 立教 | 大東文化 | 東京経済 | 山梨学院 | 成蹊 | 國學院 | 武蔵 | 一橋 | 帝京 |
2018 | 明治学院 | 日本 | 山梨学院 | 國學院 | 上智 | 大東文化 | 東京経済 | 学習院 | 朝鮮 | 成蹊 |
2019 | 山梨学院 | 明治学院 | 東京農業 | 國學院 | 大東文化 | 帝京 | 東京経済 | 学習院 | 東京 | 上智 |
2020 | 山梨学院 | 東京学芸 | 國學院 | 東京農業 | 朝鮮 | 東京経済 | 成蹊 | 学習院 | 大東文化 | 帝京 |
2021 | 青山学院 | 明治学院 | 東京農業 | 國學院 | 山梨学院 | 東京経済 | 帝京 | 成蹊 | 学習院 | 亜細亜 |
▼東京都大学サッカーリーグ2部
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | |
2017 | 上智 | 学習院 | 亜細亜 | 玉川 | 成城 | 東京 | 首都東京 | 東京工業 | 日大生物 | 日大商 |
2018 | 東京 | 帝京 | 亜細亜 | 成城 | 一橋 | 首都東京 | 玉川 | 武蔵 | 山梨 | 東京理科 |
2019 | 朝鮮 | 成蹊 | 亜細亜 | 一橋 | 玉川 | 武蔵 | 成城 | 首都東京 | 日大商 | 日大文理 |
2020 | 亜細亜 | 東京 | 上智 | 玉川 | 武蔵 | 一橋 | 成城 | 東京理科 | 首都東京 | 東京工業 |
2021 | 上智 | 玉川 | 一橋 | 武蔵 | 首都東京 | 東京理科 | 創価 | 桜美林 | 東京工業 | 成城 |
東京都大学サッカーリーグの魅力
東京都大学サッカーリーグは都道府県リーグの中でも最多の3部構成で所属チーム数も多い。
そして1部~チャレンジリーグそれぞれに魅力がある。
1部
“入れ替え戦出場圏内3枠を争う熾烈な上位争い”
東京都大学サッカーリーグ1部はチーム力が非常に拮抗している。さらに関東大学サッカーリーグ1部に所属していた大学も毎年加わり、激しい昇降格争いが繰り広げられる。
都県1部リーグとはいえ、2019年度インターハイ全国大会優勝し優秀選手賞を受賞した野村海(山梨学院高→山梨学院大2年)や2019年度プレミアリーグEASTを制した鹿島アントラーズユース出身の熊田柊人(鹿島Y→國學院大2年)などがプレーしている。
他にも高校、ユース年代の能力あるタレントたちが多く在籍している。
2部
2部には毎年1部の降格組が参戦してくるため、レベルの高いリーグになる。
中位チームが上位のチームを食うような試合もあり順位の変動が多く、リーグ終盤の優勝争いから目が離せないリーグとなっている。
年間通して、2部のチームも1部のチームとトーナメント戦(アミノバイタルカップ・東京都トーナメント)で試合をする機会がある。
毎年、数試合2部のチームが1部のチームを倒す大番狂わせが起こる。こういったところも2部の魅力である。