この記事では過去100名以上の大学サッカー選手にインタビューしてきた実績からアスリートバンクならではの情報をお届けします。
今回は大学サッカーで早いうちから活躍するために高校時代から取り組んでいたこと、取り組んでおくべきだったことをお伝えします。
・J2:いわきFC所属 速水修平選手(常葉大学サッカー部)
『考えられる選手が大学で活躍しその後プロにまでなっています。そのためにも高校生からサッカーの試合をみたり考えながらサッカーをすることが大事かなと思います。もちろんフィジカル面でもスピードだったりパワーも違うので体作りも必要ですけどそれと並行してサッカーIQを高めておくことで大学入ってから即戦力として使ってもらえるんじゃないかなって思います。』(詳細は以下画像より)
・鹿屋体育大学サッカー部 吉田真那斗 選手(J1:横浜F・マリノス内定)
『セレクションや練習会では緊張してしまうかもしれませんが自分のストロングポイントを出せるように準備しておいてほしいです。1,2回の練習参加のチャンスでどれだけ自分はこんだけの良さを持っている、ことをアピールできるかどうかなので。』(詳細は以下画像より)
・早稲田大学ア式蹴球部 柴田徹 選手(J1:湘南ベルマーレ所属)
『「自分の殻に閉じこもるな」ということを伝えたいです。折角の大きな学びや経験ができる4年間です。環境の合う合わないで自分の道を諦めてしまうのはもったいないと思っています。高校生は自分の目標をもって一生懸命できていると思いますが、その先のことも考えることも大切です。上のステージに進めば環境が変わりフィットしないことも大いにあると思います。その先に何があるか、サッカー以外の面も含め、そこで何ができるか何を学べて吸収できるのかという視点を持つことが大切です。例えばサッカー選手になりたいという想いがあるなら「どういった選手になりたいのか」といった描いた具体像があることで、理想と離れた時にどうすれば辿り着けるかと行動に移せると思いますので、具体化が大切だと思います。』(詳細は以下画像より)
・近畿大学サッカー部 知念哲也 選手(J1:浦和レッズ所属)
『僕が常に頭の中で考えながら行動していることは、「何が正解か」、2択や3択で迷った時に「どっちが正解なんだろう」と考えるのではなく、「自分が選んだ道で成功させる」という気持ちで臨むことを意識しています。そうすれば、たとえサッカー選手になれなくても、いい経験になるだろうし、その経験が失敗になることはないと思います。また、そこで選んだ道で真剣になって取り組めば、間違いなく今後のためになると思うし、その考え方を持っていれば、人として成長できると思います。そして、プロになることが人生の全てではないので、そこの考え方は僕も大切にしています。ただ、どんな悪い時も他人に責任を押し付けるのではなく、自分に矢印を向けるようにすることで、現時点での改善点や課題が見つかり、自身を向上させていくきっかけになると思います。』(詳細は以下画像より)
・J3:ギラヴァンツ北九州 岡野凜平 選手(日本文理大学サッカー部出身)
『進学の決め手の最後は自分だと思います。ただ一つ持っていて欲しいのは、気持ちです。上手い選手や能力の高い選手はたくさんいますが途中で腐ってしまう選手も多いです。それを左右するのが気持ちだと思っています。「苦しい時にそれをバネにする気持ち」、それが腐る選手と伸びる選手の違いなのかなと感じています。また色々な大学がある中で、視野を広げ情報を見に行ったり、実際に進学した選手の声を聞いたりすることで自分にあう大学を見つけることができると思います。』(詳細は以下画像より)
このようにいろんな選手の意見を見てみるとサッカーに関する技術はもちろんのこと人として大事なことを高校生から意識することも早いうちから活躍するためには必要ですね。ぜひご自身の練習や日常生活でも意識してみてください!!