今回は神戸弘陵学園高校から中京大学サッカー部へ進学し、活躍されている大嶋 春樹選手に、大学サッカーについてお聞きしました。
プロフィール
お名前
大嶋春樹
出身高校
神戸弘陵学園高校
所属大学
中京大学
所属学部・学科・学年
スポーツ科学部 スポーツ健康科学科 4年
”中京大学” 選択のわけ
ーー中京大学サッカー部への進学理由、進学方法を教えてください。
中京大学サッカー部に魅力を感じたからです。自分自身怪我が多かったのでスポーツ推薦を狙う一方で一般入試で関西の大学に進学するか迷っていました。でも中京大学さんからお声をかけていただいて実際に練習に参加してみたら自分にあっているなと感じたので入学を決めました。
東海学生サッカーリーグ1部
“中京大学サッカー部” について
ーー中京大学サッカー部の魅力について教えてください
200名を超える部員数で6カテゴリーで活動しています。トップチームは東海学生サッカーリーグ、社会人リーグに2チーム、Iリーグに3チーム。選手のON・OFFの切り替えはしっかりしています。味方ではあるけどライバル意識も高めながら成長していけるチームです。東海から九州まで幅広く選手が集まっており、一人ひとりの個性が豊かです。学年間の関係もとてもよくフレンドリーな雰囲気でサッカーをしています。サッカースタイルとしてはバックラインからテンポ良くボールポゼッションして相手の陣形を崩していきます。
大学サッカーについて
ーーこれまでの大学サッカーを振り返って
この4年間を一言でいうと悔しさしかないですね。まずは入学直後に怪我をしてしまい1年間を棒に振ってしまいました。それが響いて2年生はBチームからのスタートとコロナが相まって2年生の1年間では公式戦を3試合しかすることができませんでした。3年生では愛知成年国体に選出されたもののTOPチームでの出場機会にはあまり恵まれませんでした。なので自分が高校生の時に描いていた大学サッカー像にはほど遠いものとなりました。
ーー大嶋選手にとって大学サッカーとは?
自分自身の成長に繋がる場所です。高校生の時には感じれなかった大学サッカーのレベルの高さを4年間通して身に沁みるほど感じることができました。強度と上手さがしっかりあります。大学サッカーでは身近にプロに内定している選手がたくさんいて毎節対戦します。これは高校生の時には味わえなかったものです。かなり刺激を受けてプレーをしていました。
ーー今後の目標について教えてください。
チームとしては東海リーグで3冠達成とインカレベスト4が目標です。個人としては信頼して起用されるように自己表現を突き詰めていきたいです。そのさきにプロサッカー選手の道が開けてきたらいいなと思います。自分のストロングポイントを発揮してプレーできればまだ可能性はあると思っているので頑張りたいと思います。
ーー大嶋選手のストロングポイントを教えてください。
両足のキックの精度、特にロングフィードです。あとは、ボールポゼッションでのボールの持ち運びも得意としています。身体能力を活かした空中戦も自分の武器なのでみてほしいです。
最後に、スポーツ推薦(セレクション)を目指す高校生アスリートに向けて
ーー大学で競技継続の意思のある高校生アスリートに向けてアドバイスやメッセージをお願いします。
大学サッカーでは時には理不尽なこともあります。自分がやりたくないことでもやらないといけない時もあります。自分はサッカー以外でリラックスできることやものを見つけてサッカーに取り組む時間は100%で取り組めるように準備していました。
大学サッカーがあまり認知されていないが故にレベルを知らない選手が多いと思います。自分も大学に来るまではこんなにレベルの高いものだとは知りませんでした。だからこそ練習会やセレクションに参加して大学サッカーのレベル感を感じ取ってください。そういうのを通してこのチームでプロを目指したい、この監督のもとでサッカーがしたい、というような意志が生まれてくると思います。そうしないと大学に入って試合に出れない時にギャップが生まれてしまいます。でも大学サッカーは刺激だらけでワクワクするのでぜひ楽しんでほしいなと思います!!
セレクションについてはがむしゃらさが大切かなと思います。やっぱり目に留まる選手はがむしゃらに失敗を恐れずに攻撃も守備も頑張る選手だと思います。積極的に自分のプレーをしようとしている選手はわかります。逆に消極的に迷いながらプレーをしている選手はどこかでミスをしてしまったり、攻守が疎かになってしまいがちです。あとはわからないことがあれば大学生に積極的に聞いてみるのも大事ですね。
ーーインタビューは以上です!ありがとうございました!
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