この記事では過去100名以上の大学サッカー選手にインタビューしてきた実績からアスリートバンクならではの情報をお届けします。
今回は大学サッカーで早いうちから活躍するために高校時代から取り組んでいたこと、取り組んでおくべきだったことをお伝えします。
・法政大学サッカー部 高木友也 選手(J2:ファジアーノ岡山所属)
『大学入学までに一番大切なことは今自分には何ができて何がだめのかという自己分析だったり、これから自分はどういう選手になりたいのかをしっかり把握してそのために足りないことを補う練習だったり、常に自分の将来像から逆算して練習メニューを組んでいくことが大切だと思います。』(詳細は以下画像より)
・関西学院大学サッカー部 大塚翔 選手
『自分が将来どうしたいかをベースに逆算していくことが大切だと思います。自分も高校生の頃はあまり考えられていませんでしたが、もっと先のことを見据えて、早め早めに逆算して動くことがサッカーにおいてもそれ以外においてもとても大事だなと感じました。』(詳細は以下画像より)
・東海学園大学サッカー部 小原基樹 選手(J2:水戸ホーリーホック所属)
『サッカーをしている以上、上手くいかないことや自信を無くすことは必ずあると思います。そういう時こそ、一番伸び代を感じます。自分もよく自信をなくすことだったり、試合に出れない経験もしましたが、遊んでる時間や落ち込んでる時間があったら、ボールに触れることを意識していました。常にサッカーのことを考え、どれだけサッカーに時間を費やせるかが大事だと思います。ボールを触った分だけ上手くなると思うので、自信を無くした時や暇な時は、サッカーの映像を見たり、たくさんボールに触れて欲しいです。自分もそうしてきたので、常にボールを触り続けてください!』(詳細は以下画像より)
・常葉大学サッカー部 小松慧 選手
『人と違うことをした方がいいなと思います。例えば、群れない、人と積極的にコミュニケーションをとる、リーダーをやってみるとか。周りの人との違いを見せれるかどうかがセレクションや練習会です。自分はこれが得意です、できます、僕はこういう選手です、ではなくて、僕は周りとは頭一つ違うぞっていう部分を見せられるかどうか。意味わからないくらいベラベラしゃべって、意味わからないくらいコミュニケーションとってる奴の方が相手にはこいつ本気だなって伝わります。だって即席のチームで戦わないといけないんだから仲間の特徴や名前を知らなきゃ始まらない。そして最後はやってきたことしか出せないので自信を持ってやるだけかなと思います。それはセレクションだけにかかわらず、サッカーをやっていく上で大事なことです。ピッチに立った時に迷子じゃ困るし、ピッチに立った時に自信がなかったらだめ。舞台俳優が台本を覚えずに舞台に立ちますか。絶対に覚えますよね。だから舞台に立って堂々と演技ができる。それと同じで、サッカーをやる人間がピッチに立つ上でサッカーの理解がなかったりサッカーを知らなかったら話にならないし、それに伴うピッチ内外の時間はきちんと費やすべきです。それで初めてピッチに立てる資格があると思います。常にそこを意識していればセレクションは普段と何も変わらないはずなのでいつもやっていることをやればいいだけです。セレクションだから何か特別なことをするわけではない。いつも通りやれるかどうか。いつも通りの基準が高ければ高いほどそのまま評価に繋がる。新たに特別なことができるほど器用でもないしすぐにできるものでもないと思うので。やってきたものしか出ない。』(詳細は以下画像より)
・J2:ブラウブリッツ秋田 諸岡裕人 選手(国士舘大学サッカー部出身)
『大学での4年間は長いようで本当に短いので毎日ぼーっと過ごしていたらあっという間に過ぎてしまいます。なので目標があるならその目標から逆算し今何をするべきなのか考えそれに向かって努力していくことが重要だと思います。大学なのでいろいろな誘惑もあると思いますが流されずに、軸をもって、自分がどうなりたいかを常に意識し、そうなるためにはどうしたらいいかを考えてやれれば自然と行動もともなってくるのかなと思います。なんでもいいと思いますが、明確な目標をもつことが大事だと感じます。また、自分が大学時代に言われた言葉で今でもずっと大事にしている言葉があります。「矢印を全て自分に向けろ」という言葉です。辛い時、苦しいときは誰しもが他人のせいにしたくなりますが、そこで自分に矢印を向けて自分に何か悪いところがあったんじゃないかと考えてみる。それで行動できれば本当に強い人間になれると思います。なので自分に矢印を向けて考えることでどんどん強くなっていってほしいです。』(詳細は以下画像より)
このようにいろんな選手の意見を見てみるとサッカーに関する技術はもちろんのこと人として大事なことを高校生から意識することも早いうちから活躍するためには必要ですね。ぜひご自身の練習や日常生活でも意識してみてください!!