ーー監督が目指していることについてお聞かせください。
選手みんなが気づいたことを気づいた時に発信したり、行動に移していける人や組織になってほしいです。学年関係なく気づいた人が進んで行動に移せるように。今はまだ上級生は気づいていても下級生の仕事だと他人事でやっていないこともあります。良いことも気づいた時に伝えてあげることも必要です。褒められて気分が悪くなるような人はいません。色々な事に関心を持ち、気付いて発信できる人になっていってほしいと思います。
ーー2023シーズンの展望をお願いいたします。
攻守でアグレッシブに、相手を圧倒するゲームを目指しています。目標であるリーグ優勝する為には、攻守で主導権を握る必要があると考えています。我々にはそれができる素晴らしい選手も揃っています。
それを実行する為に3つのことを掲げています。
①相手に走り勝つ
②球際で勝ち続ける
③熱量で勝つ
当たり前のことかもしれませんが、この当たり前の基準を高くしていけば、目標である関東リーグ優勝、日本一を達成できると私は信じています。
大学サッカーについて
ーー大学でサッカーをやる意義についてお聞かせください。
大学でサッカーをやる意義は4年間じっくりと自分と向き合い成長させることができる事にあると思っております。
理由としては2つあると私は考えております。
1、サッカーができる環境に感謝ができること。サッカー部の活動を通して、大学関係者であったり地域の方々、OB.OG、色々な方々に支えられて活動ができているという事、そして選手自身でリーグ戦の運営や試合の準備等する事でサッカーができることは当たり前じゃないことを肌で感じれるというところ。
2、個人が試合に出れなかったり上手くいかない時、チームが上手くいってない時の振る舞い方です。上手くいかない状況の時こそその人の本性が出てくるように思います。その時こそチームのために、今の自分に何ができるのか考え自発的に行動する事が求められます。高卒でプロにいく学生の中には上手くいかない状況になってしまうと焦りから自分勝手な行動をしてしまう選手もいます。プロは1年1年が勝負の年で本当にシビアです。しかし大学サッカーでは4年間という時間が保証されているので、そこの考え方をじっくりと成長させる事ができます。
感謝の気持ちであったり、自分やチームがうまくいかない状況での考え方、振る舞い方というのを育む事ができるのが大学サッカーの魅力ではないだろうかと考えています。
最後に、高校生アスリートに向けて
ーー大学で競技継続の意思のある高校生アスリートに向けてアドバイスやメッセージをお願いします。
高校生に伝えたいことは、「今をどう頑張るか」です。素直な心を持って謙虚な態度で頑張る。これはとても大事です。やり続けていたら未来は開けてくると思います。
自分の周りの人たちを笑顔にできるように感謝の気持ちを持って一生懸命に頑張って「今」を生きてください!
そこにつきます。
ーーインタビューは以上です!ありがとうございました!
法政大学出身選手インタビュー
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